アランビック蒸留器

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「蒸留」という工程を行うアランビック蔵

image001焼酎、ウィスキー、ブランデーといった蒸留酒の製造過程は、大きく分けて、アルコールを作りだす『発酵』とアルコールを抽出する『蒸留』、の2つの過程に分けられます。どちらもお酒の質に大きく影響する重要な工程ですが、特に蒸留はその名の通り『蒸留酒』特有の手法であり、蒸留酒特有の味を決める繊細で重要な作業です。

『蒸留酒メーカー』紅乙女を象徴する蒸留器

紅乙女酒造では、現在2基の蒸留器を使用しています。1台は胡麻祥酎用に特別に調整されたもので、工場見学の際にご覧頂けます。もう1基は、フランスから取り寄せたもので、アランビックと呼ばれる伝統的な蒸留器です。このアランビック蒸留器は、『洋酒に比肩する蒸留酒を日本でも製造する』という創業者『林田春野』の精神を表すものとして、通常の製造工場とは別の特別な建物に展示しています。

シャラント型のアランビック蒸留器

image003展示しているアランビック蒸留器は、シャラント型と呼ばれる、コニャックやブランデーの製造にも使用される伝統的な形で、国内では非常に珍しい蒸留器です。この蒸留器は、焼酎の世界では乙類と呼ばれる、単式蒸留を行う蒸留器です。単式蒸留では、原料の香味成分がお酒に溶け込みやすく、特有の香りと風味を持ったお酒を造ることができますが、発酵した原料を加熱し、蒸気を冷却してアルコールを抽出するという蒸留作業は非常に繊細なものになります。この銅製の蒸留器は、熱伝導も良く、大量生産は叶いませんが、非常に良質な蒸留作業を行うことができます。また、蒸気を冷却する部分はスワンネックと呼ばれ、見た目にも美しい曲線で冷却する方法は多くの会社で取り入れられ、現在も和洋問わず、様々なお酒の蒸留器で見ることができます。

アランビック蒸留器を使用した祥酎

2323 紅乙女酒造のアランビック蒸留器は、もちろん展示のためだけに設置している訳ではありません。紅乙女酒造の杜氏たちが、海外から部品を取り寄せたり、機器を調整したりしながら、製造に使用できる状態を維持しています。この蒸留器を使用しているところは、耳納蒸留所で開催されている『春祭り』や『秋祭り』において、目の前でご見学頂けます。また、この蒸留器で蒸留した祥酎は、ショップのみの限定販売として、耳納蒸留所にお越しいただいた方だけにご購入頂けます。

見学等のお問い合わせ (紅乙女 耳納蒸留所) TEL 0943-72-1050 受付時間 9:00 - 17:00

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