「紅乙女酒造」は、洋酒にも負けない気品高くおいしいお酒を造ることを目指しました。米や麦はもちろん、小豆や雑穀などの原料を用いて何度も試作を繰り返し、ようやく納得できる味に辿り着いた素材が「胡麻」。
胡麻を隠し味に使ったことで、焼酎独特の臭みは消え、まろやかさが口に広がります。しかも、胡麻は食生活に欠かせない大切な栄養源であり、油脂、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどがぎっしり詰まってます。
「紅乙女」の隠し味である胡麻には健康増進という効用もしっかり込められています。

お酒の命、「水」。水次第でお酒はいかようにも味を変化させます。紅乙女の命の水は、耳納山脈から湧き出る岩清水です。耳納山脈は北側が急峻な地形となっているため、山頂に降った雨が地下へ落ちる際、とても長い時間をかけてろ過されるのです。そうして余分な物が除かれた水はまろやかさを増し、おいしい水となりました。科学的なろ過を一切行わず、すべての工程でこの水を使用し、紅乙女を作り出しているのです。

「楽しく心のままに人生を送る」という言葉から生まれた田主丸。自然豊かな耳納山脈の麓にひっそりと佇む貯蔵場があります。つくられた祥酎は、ここでしばらく眠りにつきます。蒸留した原酒を貯蔵し時間をかけ熟成することで、まろやかな味が出来上がります。 ステンドグラスで彩られた窓や、フレンチオークの樽が並ぶその様は、祥酎というよりもまるで洋酒の貯蔵のようです。原酒が心地よく眠れるようにと貯蔵場にも気を配っています。

おいしいお酒をつくる上で、絶対に欠かせないこと、それは丁寧に手間と時間を惜しまず愛情をこめることです。特に胡麻祥酎は、一般の焼酎よりもさらに時間をかけなければ胡麻本来の持ち味を最大限に活かすことはできません。どの工程でも職人たちは真剣勝負。「今できる最高のものを届けたい」その思いで酒造りに改良を重ね、門外不出の製法は25年間で3回の特許を取得しています。すべては、紅乙女を手に取っていただく方に、最高の幸せを。そのためにできる努力は惜しみません。